2014さくら道国際ネイチャーラン Results:秋山 茂則

秋山茂則@金沢兼六公園
秋山茂則@金沢兼六公園

日本最強の超ウルトラマラソン「さくらみちネイチャーラン」
名古屋城~金沢兼六園までの日本横断250キロレース。
制限時間36時間が4月19日~20日に行われました。

出場資格は厳しくて選考会があります。どこかのレースで
優秀な成績を残すか、萩往還250キロを35時間以内で走る
など、走力がある人のみで国内120人海外20人の140人枠
なのでいわゆる選考に入れた人は超人といえます。うほ。

金曜日お昼からの名古屋ホテルので受付けが始まり3時から
オリエンテーションがあり大会案内と出場者の紹介がありました。
岡山からは私だけ・・・岡山代表ですね。総勢133名、女性も
22名と大勢おられました。きゃ!

チームホライゾンから今年は代表Tさんと私、そして海外メンバー
のReonieさんでした。夕食は代表と応援に来てくれたみっちゃん
と私の3人で世界の山ちゃんへ。おルービちゃんもしっかり頂き
ました。今回残念なのはみっちゃんが病気で出場出来なかった
野ですが、本人はモチベーションを上げるためにわざわざ応援に
来たそうです。

ホテルに戻り少し準備をして10時に就寝。朝4時から食事だった
ので目覚ましをセット。これがまずかった!結局セットの仕方が
間違っていて深夜0時に起こされてしまいました。すぐに寝たの
ですが、寝られなくなり結局4時前まで目を閉じただけ・・・
今、思えば睡眠薬を飲めばよかったと後悔の連続です。うは。

食事を済ませて名古屋城へ移動。荷物を宿泊地と兼六園行に
分けて預けました。今年はスタート場所が本丸に変わったそうで
距離が延びました。いや~、日本のイカレポンチのTOP集団の
中にいる自分・・よくぞここまで登り詰めたものだと・・どうやオレ
をポーズしてみるが誰も気付かない!わは。

20人づつ7組に分かれてスタート。初参加の私は1組でした。
お天気は曇りの予定でしたが、どうやら晴れになり日曜も昼から
雨も降りそうに無く天候は上々ですね。

スタート
お城出口にはたくさんの見送り応援があり嬉しくなりました。
コースの迷子を心配していましたが、矢印があり間違えることは
ありませんでした。エイドも5キロ置きにあり内容も充実して満足。
2週間前にギックリ腰になり心配していた股関節の痛みも40キロ
ほど経過して違和感がないのでひと安心。

1CP 67キロ 7:01経過
気温が高いのでやや疲れていました。何かを食べながらふと
奥をみるとマッサージシテ貰っている人が・・・おっ、ソーダ!
みっちゃんがマッサージを受けろ!って言ってた。
さっきから腰の代わりにお尻が痛くなっていたのでマッサージを
受けることに!・・・大正解でした。

ところが90キロあたりか!胃の調子が悪くなり嘔吐して睡魔が!
軽い脱水症状なのでエイド横で少しだけ寝させて貰い復活。
睡眠不足の影響ですね。しかし、何と言っても嬉しいのがハリーさん
が加古川からわざわざ応援に来てくれ沿線の情報を伝えて貰え
ました。この大会は第3者のエイドサポートなどは一切禁止で失格
となるのでルールも守って頂き安心。何よりこころ強いです。

2CP 106.9キロ 12:12経過
白鳥町に到着しました。タイムもかなりいいようです。ここで気温が
下がるので預けていた上着とヘッドライトを受取りスタート。かなり
気温が下がり半タイツでは寒かったですね。ブルブル。

123キロ 13:30経過
このエイドにトレパンとウインドブレーカーを預けておいて正解でした。
かなり気温も下がりました。食欲がなくなっていましたが、豚汁と
おにぎりを頂きました。ところがエイドを出て100mも行かない内に
激しい嘔吐があり大量に噴火!何回も吐いたら、すべて出た感じ。
そして悪かったのが、食道に嘔吐物がつかえてキズが入ったようで
何とも言えない痛みが襲い始めました。

3CP 143キロ 19:04経過
もう何も食べれないので各エイドではお湯を貰い飲むのですが、
食道に出来たキズに到達すると痛いのです。どこのエイドか忘れ
ましたが、コーンスープがあり唯一飲めました。もっと最悪なのは
睡魔でした。失速するのはもちろんのこと走っていて意識が飛ぶ
のです。転倒の危険を感じたので寝れるところを探して寝ることに!

エイド中は暖かくていいのですが、うるさくて寝ません。仕方ないので
国道のバス停の中、自販機の前のベンチちょっとした軒先・・・
眠りに落ちましたし、決して寝過ごすことはありません。気温が1℃
まで下がりましたから3分も寝れば寒くて起きれます。この作戦は
良かったのですがかなり時間のロスがありました。

4CP 172キロ 23:50経過
夜が明ければ何とかなると思い必死に睡魔と空腹に戦いました。
このエイドに関門時間を24時間と思っていた私は必死に走り10分
前に到着。少し諦めかけていましたがふと表示された関門時間が
24時間30分と解り元気が復活。過去にも経験がありますが、朝に
なれば食欲も睡魔も一旦は解消されました。食道が痛いのでバナナ
中心をにあとはキャンディー。

体力も復活してので再びスピードを上げて時間を稼ぎました。
五箇山に到着。この山か!目の前にそびえる大きな峠越えです。
もちろん走れないので歩いて先を急ぎました。頂上トンネル手前で
知合いのラ●ムさん、さ●さんにあい激を貰う。ハリー待っててくれて
情報と次のCP時間を教えて頂く。長い急な下りをひたすら走る。

神戸から参加しているスパルタ戦友の山ちゃんに追いつく。どうやら
レース前に故障した肉離れが悪化して速く走れずリタイヤだと嘆いて
いた。どうすることも出来ないので先に行かせてもらった。ごめんね。

5CP 212キロ 約30時間経過
最後のCPは山のふもとにあった。足がよれよれになっていました。
残り38キロを7時間は余裕だと思った。ところが走ってみるとよちよち
もいいところ・・左足のアキレス腱の少し上が痛い。故障している様だ
が走れなくはないので水をかけてアイシングする。 

223キロのエイドに到着。残り27キロ 31時間30分経過
ここで少し欲が出てくるんですね!34時間台でゴールするか!わは。
高低図のことはすっかり忘れてあとは平坦な道だと思ってました。
な、なんと、2つも峠越えがありすっかり意気消沈しました。

残り10kmのエイドに寄っているとあのダメだと言ってた山ちゃんが
ゆっくり行ってるからとか言って・・・置いてけぼりにされ・・・コラー!
うそつき!やがて金沢市内に入り左折して後は兼六園まで一直線。
・・・長い。交差点をいくつも超えるので走ったような気になるが、
なかなか見えてこない。思ったより時間が過ぎて行き残り30分と
なったので道行く人に「兼六園はどこですか?」って聞きました。

やっと到着。入口であの女性ランナー能●さんと一緒になったので
先に行ってもらう。もう時間はどうでも良かった。ゴールに間に合い
ました。初めて佐藤さくらに触れました。

ゴール 35時間40分
愛知県~岐阜県~富山県~石川県と4県を通過して250キロの旅
が終わりました。ここに辿りつくまでに構想から5年経過しています。
努力は夢を必ず叶えてくれますね。うは。

仮休憩のホテルでお風呂に入りバスで白鳥町の民宿に着いた時
には夜10時を回っていましたか。食事とビールを頂くのですが、食道
に出来たキズにしみて痛くて食べれませんでした。部屋に入ると
数名のランナーはもう寝ていました。急いで寝ることにしましたが、
空腹でまたもや寝れず!あーあ、今回は寝れないことばかりでした。

最後に、応援頂きました皆様、大会関係者の皆様、エイドをして
頂いた皆様、素晴らしい大会をありがとうございました。心より感謝
いたします。この大会に出れたことは私の人生の大きな感動的な
出来事となりました。ありがとうございました。・・ヒューヒュー!